特別展「文化を紡ぐ能登復興支援展～北陸からのメッセージ～」開催

【会期】2025年8月7日㈭～9月7日㈰

２０２４年１月に発生した能登半島地震後、株式会社ほくほくフィナンシャルグループと丸紅株式会社は、共同で復興支援のためのボランティアを派遣しています。株式会社ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀行は、富山市の中心市街における賑わいの創出と芸術文化振興を目的とし、ギャルリ・ミレーを設置しました。また、丸紅株式会社では「文化保全・継承」を社会貢献活動の柱の一つとして、丸紅ギャラリーの運営や重要文化財の修理事業などを行っています。これまでのボランティア活動の中で、関係各所の声を元に更なる支援の形を検討し、今回それぞれのギャラリーを活用した展覧会を開催することになり、実現したのが本展となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギャルリ・ミレーでは、能登半島地震で被災した輪島塗の漆器や富山大学芸術文化学部が中心となって行っている〈輪島塗応援プロジェクト〉の活動、そして加賀友禅の作品をご紹介する展示をいたします。丸紅ギャラリーでは、「華麗にして繊細 友禅染の神髄 －丸紅コレクションの友禅染－」及び「ホクリクの本気 イナガキヤスト展」が開催されております。丸紅コレクションを中心に、18世紀にその盛期を迎えた友禅染の名品と北陸の魅力あふれる写真作品をご覧いただける展示です。会期中は、双方の入館券を受付で提示すると観覧無料が適用されます。

なお、両展覧会の入館料は能登半島地震復興支援に全額寄付します。　　　　　　　　　この機会に、能登半島地震の復興を願いながら、丸紅ギャラリーとギャルリ・ミレーの展示をご覧いただければ幸いです。

2025年8月　ギャルリ・ミレー